IKUHART企画のProject


タニア・プルースニック   

オーストリア出身の建築家、アーティスト、キュレーター。1999年よりウィーン(オーストリア)、ケルンテン州(オーストリア)、スロベニア、そして国際的にフリーランスとして活動。オーストリアとスロベニアの数多くの芸術団体で活動。2019年6月より、オーストリア美術家協会(Künstlerhaus of Austria)の会長を務める。
彼女のコンセプチュアルな芸術作品には、社会批評的・政治的な問いへの答えを探求することが含まれる。彼女は実験的かつ国境を越えた作品を制作しており、ラテックスにインク、アクリル箔にアクリルなど、珍しい素材を用いています。
作品はオーストリア議会、SAABウィーン、ケルンテン州などの重要な機関のコレクションに収蔵されています。出版物としては、美術カタログ「arbeiten.dela.works」、芸術家事典「第三千年紀初頭のオーストリアの絵画」、マウトハウゼン年鑑などへの寄稿があります。
また、いくつかの書籍の装丁も手掛けています。
タニアは、2004年にケルンテン州女性芸術賞(Pro Cultur und kontra Gewalt)を受賞し2005年にはウィーン市からスタジオ助成金を受けました。
2016年にはクラーゲンフルト市からアーティスト助成金を受け、スロベニアのゴリシュカ・ブルダ県シュマルトノでレジデンス滞在しました。 2019年には、慈善活動を背景としたアートプロジェクト「DEN BLICK ÖFFNEN」でケルンテン州人権賞を受賞。2022年には、両民族間の優れた芸術的連携により、ケルンテン州大名誉賞を受賞。
個展とグループ展合わせて200以上の展覧会に参加。2024年には韓国・江原道トリエンナーレ、2023年にはヴェネツィア建築ビエンナーレの一環として「Longing for Future」展を開催。また、2021-2024年には毎年開催されるテーマ展「MillstART」など、大小様々な国際的な展覧会を企画。「DEN BLICK ÖFFNEN」と共同設立・共同キュレーションを行い、2024年と2025年にはザグレブ(HR)とウィーン(A)で「Femininology」展を共同キュレーション。個展は日本、韓国、オーストリア、スロベニア、チェコ共和国、ドイツ、クロアチア、イタリアで開催され、彼女の国際的な影響力と知名度の高さを証明しています。A、HR、SLO、I、JPNでシンポジアとレジデンスを開催。



淡路島の伝統的な産業 ー土・焼き物編

淡路瓦の起源は慶長15年(1610年)にまでさかのぼります。南あわじの旧西淡地区は原料になる良質な粘土に恵まれ、さくい土と粘い土を調合し、幾度もこねあげて、使い勝手の良い原料土に仕上げてきました。現在淡路島内には約70軒の瓦製造業者があり、いぶし瓦の生産量では全国一を争う生産地であります。

珉平焼

 「珉平焼」(みんぺいやき)は、江戸時代の淡路島 で、賀集珉平(かしゅう みんぺい)によって始められた焼き物です。
 「珉平焼」の特徴は、幅広いバリエーションにあります。
もうひとつはその鮮やかな色です。
現在の法律では、食品用陶器に鉛含有の釉薬の使用は禁じられていますので、この目を惹く発色の器は、今ではもう出せない貴重な色となっています。  「珉平焼」は残念ながら現在は途絶えてしまいましたが   awabi ware(あわびウェア)さんが 珉平焼を現代風にアレンジし、「受け継ぐ器」をコンセプトに日用食器をつくられているます

マジョリカタイル

明治18(1885) 年に 「珉平焼」を継承した欅田善九郎ほかが 「淡陶社」を設立。 

「珉平焼」の技術をタイル製造に生かし「和製ビクトリアンタイル/*マジョリカタイル」の製造を開始。
 大正後期から昭和にかけ淡陶社 では国内外にマジョリカタイルを提供し、その芸術性と耐久性は再評価されているそうです 

「淡陶社」は国産タイル発祥の地ともいえる淡路島で今日でもタイルを生産しています。


* スペインのラスター彩陶器を「マホルカ焼(マヨルカ焼)」と呼んだことがマジョリカタイルの由来とされているそうです。

淡路の土

淡路土は淡路瓦やダントータイル、陶器、土壁以外にも版築や土間たたきにも使われます。

 

 近畿壁材工業株式会社 さんによると通常淡路土は淡路島の南で採るそうです。 淡路土の山 は上に浅黄土、中ほどに淡路土、下に砂利や真砂土の層 

など同じ山から色々な素材が採れるそうです。その地層の中からごくまれに色のすごくいい高級浅黄土や高級淡路土が採れ、その土を乾燥粉砕してふるいで通すとのこと。

  淡路島の"土"の魅力を体験できる土のミュージアム『SHIDO(シド)』が2023年1月に誕生。淡路瓦や陶芸、タイルなど、土を利用した産業が多くある淡路島。そんな淡路島の土の魅力を伝えるギャラリーです。 

アートde元気ネットワークひょうご

県内各地域おいて地域固有の資源と芸術を融合し開催・実施されているアートフェスティバル/アートプロジェクトの連携を推進することにより、県内外への情報発信力を高めるとともに、交流人口の増加を促し、地域の活性化につなげます。

芸術祭/アートプロジェクトのネットワークがつながるイメージを2つのリングで、またアートの力で元気になる多彩な地域のイメージを3色のカラーで表現しています。
本ロゴは、神戸市長田区を中心に活躍する久保直史さんに作成いただきました。

IKUHART企画はアートde元気ネットワークひょうごに2023年から参画しアートの発展と地域の活性化に寄与しています。


3世紀 古代日本と韓国

幻の鉄の道をたどる

IRON ROAD Project 

2024年
11月 日韓交流展 好評開催中!

 招待アーティスト 

 朴煇鳳 (パク・ヒボン) 
 韓国大邱在住、彫刻作家 

 招待アーティスト 

 李孝文 (イ・ヒョムン)
韓国全州市在住 彫刻作家

過去プロジェクト↓

高校生との地域連携事業

 育波芸術祭2022 

  育波芸術祭2022は、二十代の若いアーティストに参加を呼びかけることから始 まった。現在すでに活躍している作家や頭角を現した作家に声をかけることも考えたが、 私たちがここでやろうとしている活動の方向を考えたとき、その人選を若いスタッフに 任せることとした。 今回招聘した作家の中に「リサーチベース」という考えで表現する作家が何人かいた。 アートや芸術というと、どうしても作り込まれた作品の展示、展覧会的なものを思って しまうが、彼らの表現はそういった形式や方法とはずいぶん異なっていた。それらは、 作家自らが出会ったモノ・コト・ヒト、その場所その土地での経験や空気感を作品に取 り込み、考え、伝えようとする試みだった。出会いや発見ということに力点が置かれて いるのである。非日常から日常へ、アートが大きな身構えから離れて新しい展開を見せ ようとしているのではないか、そんな変化の可能性を思わせます。 また一方、この芸術祭では鉄を素材とする作家にも参加を呼びかけた。ここ育波には 五斗長垣内(ごっさかいと)遺跡という鉄の加工において古代史の重要な場所がある。 鉄との関わりの深い場所なのである。遺跡のある見晴らしの良い小高い丘陵地は、場の 特性を考えれば鉄彫刻を置かない訳にはいかない。今回展示された作品は、タイトルか らもこの場に対するそれぞれの作家の想いが伝わってくる。「痕跡からのことづけ」 「ここには人がいた」これらは古代と現代をつなぐ想いにあふれている。「まだここに いる」は遠い存在を思わせて示唆的である。 スタジオの西側には倉庫を改造した展示室を設け、浜と人の営みを連想させる鉄造形を 展示した。また東には、大谷浜という美しいけれど、時に播磨灘からの西風が荒々しい 浜がある。海と彫刻がどう出会うのかここにも作品を置いてみたい。展示した鉄作品は あっという間に錆に覆われたが、日々変化していく様子はとても興味深いものだった。 もう一つの展開として、遊休農地を舞台にしたランドワークがある。田んぼだった遊 休地で粘土になる土を探して掘り出すことから始まり、土はレンガに成形し天日干しに する。干し台は漁港の倉庫に長く眠っていた簀子を使った。何日かで日干し煉瓦が出来 上がる。次にそれらを焼くための窯を作り野焼きの作業が始まる。火が鎮まり熱が冷め たところでようやくレンガが出来上がる。作業は半年に及んだ。その間、農地を提供し ていただいた農家さんも一緒に作業を見守って下さった。地域の人たちが単に協力者で なく、パートナーとしてコラボレーションを実現することが出来た貴重なワークショッ プとなった。 この芸術祭にはもう一つ目論見がありました。それは若いアーティストと伝説の芸術 家の出会いを実現させようという試みだった。それにふさわしい人物は榎忠氏しかいな い。榎さんとのトークセッションの企画は幸いにも快諾をいただき、鉄にまつわる榎さ んの話や彼の思想に触れるまたとない機会を作ることが出来た。トークの後、榎さんと 作品を見て歩くツアーでは、榎さんの独自の視点や観点からの発言に若い作家たちは貴 重なメッセージを受け取る場となった。(トークセッションについては詳細をこの記録 誌に記載しています) 最後に、育波芸術祭2022は多くの皆さんからのご支援を頂いて成功裏に閉幕する ことが出来ました。実行委員一同、心より感謝とお礼を申し上げます。IKUHARTは3年 前に自分たちの手で鉄工所跡地の掃除をするところから始まりました。整備はまだ途上 です。この場所が次世代をつなぐ場となりうるかどうか、また地域との良好な関係を築 いていく場となるかどうか、課題は山積みです。うれしいことに「海の事業」は大きく 展開を見せてきています。「アート事業」も、地元企業との共同企画が始まります。非 日常から日常へ、シフトチェンジを心に期したいと思います。 IKUHART企画代表 JUN TAMBA 

育派芸術祭2022の冊子のPDFデーターをダウンロードしていただけます。
下のボタンをクリックしてください。

SHIDO × IKUHART  企画展のご案内

2023年11月5日のイベント動画です↓

 五斗長垣内遺跡シンポジウムの記録動画(6分)はこちら↓